ペイルピンクの花の中心はほのかなアプリコットで、ハイブリッドティータイプの咲き始めからゆるいロゼットに咲き進みます。
横張りの株立ちで返り咲きます。
Doveは鳩でしょうか?優しく穏やかな印象です。
リンゴの中香。
余談ですが、ダブの名前には悩みました。
花からは「鳩」のイメージが出てこないのです。
最近の「イングリッシュローズのすべて」NHK出版には
「凛とした白が平和の象徴としての鳩のよう」と書かれていますが…
以下は余談の蛇足です。
シェイクスピアの真夏の夜の夢は二組の恋人をめぐる喜劇です。
途中オベロンの魔法の薬の力で二組は別のペアーに引き裂かれます。
そのきっかけに次の一節があります。(文を補っています)
Lysander said Helena as much excelled Hermia in beauty as a dove does a raven.
ライサンダーが言うには、ヘレナは鳩のようにきれいだ。それに比べてハーミアはカラスみたいなもんだ。
もちろんライサンダーは正気に戻りハーミアと結ばれるのですが。
ここでたとえられている dove を花の名の由来とするのは無理でしょうか?
1984年 Austin作
花径8センチ 樹高1メーター 返り咲き
癌腫対策をした台木に芽接ぎをしています。
6号スリット鉢(CSM-180)での出品です。
植物ですので、黒点病、うどん粉病、虫食いなどはあります。
ご理解の上でご購入下さい。よろしくお願いします。